新しい北九州空港は、旧北九州空港の代替空港として計画されました。
 旧北九州空港は滑走路が1,600メートルと短く、小型ジェット機しか就航できません。東側には曽根干潟が広がっており、環境の側面から埋め立てができません。また、西側には住宅地が迫っており、滑走路の延長ができません。
  仮に滑走路が延長できたとしても、旧北九州空港は 三方を山に囲まれているため、大型ジェット機が旋回できません。
  旧北九州空港では、北九州地域の航空需要を満たすことができない。航空機騒音を考えたときには海上空港である。これらのことから、昭和46年に、旧北九州空港の代替空港として新しい北九州空港の建設を国へ要望しました。
 昭和56年、第4次空港整備計画に「新北九州空港」が新規事業として採択されました。


スタートは土砂処分場

   関門航路は潮流が早く、土砂がたまりやすいため、安全に船舶が航行するために常に浚渫をしています。
  昭和52年、この浚渫土砂の処分場として「苅田沖土砂処分場」が着工されました。平成6年には、「新門司沖土砂処分場」も埋立認可が下り、浚渫土砂の処分場の跡地にできる広大な人工島の上に「新北九州空港」を整備することになりました。
 関門航路の土砂処分場の上に空港を造ること、いわば、大きなリサイクル事業です。港湾事業としての土砂処分場を有効活用し、空港整備事業で新空港を整備しました。

 新しい北九州空港は、平成18年3月16日に開港しましたが、平成6年の着工から約12年、苅田沖土砂処分場の着工から約29年かかっています。
  空港建設のためだけに埋め立てをすれば、もっと早く開港できましたが、環境面やコストを考えて、じっくりできあがった海上空港です。


新しい北九州空港は、2006年3月16日に開港しました。
2007年3月撮影
都心から15km、陸域から約3kmの海上に、長さ4,125m、幅900m、総面積373haの人工島を造成し、その用地を基礎として建設される本格的な海上空港です。
◆  計 画 概 要 
設置管理者 国土交通大臣
種 別 第二種空港
所在地 福岡県北九州市 地先水面
標点位置 北緯33°50’44”東経131°02’06”
管理面積 約160ha
滑走路 (L)2,500m×(W)60m


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